お散歩道に、かわいいアマリリスがお行儀良く並んで咲いていた。
マーベリックのブヒブヒが、今日は童謡アマリリスの♪ラリラリらりラー に聞こえてくる。
ラリラリらリラ〜
♪しらべーは アマリリス♪
♪みんなで聴こう 楽しいオルゴールを ラリラリラー しらべはアマリリス♪
日本の歌詞は子供たちが楽しく歌える、優しいものなんだけど、
あの歌は、もともとフランス民謡で、テーマはまさかの情熱的な恋
たしか、
Tu crois, o beau soleil,
なんて素晴らしい太陽なんだ
Qu’a ton eclat rien n’est pareil
あなたの輝きにならぶものはない
この麗しい5月には、バラもユリも咲いているけれど、あなたの前ではあらゆるものがしぼむ
的な…
にやり…フランス人の僕にはぴったりです♡今度使わせてもらいます
急にむっふ~ん顔になるまべ。
私はすかさず、たしなめる。
おまべ、アドバイスしておくけど、通りすがりのお嬢さんに使うときは、日本語版の ラリラリ ラリラー くらいにしておいたほうがいいと思うよ。
らりらりらり、日本の5月の青空に咲く、かわいいアマリリス。
折しも東京の母が、アマリリスの写真を送ってきてくれた?
らっりらっり らっりーらー
らりらり らりら♪
らりらりらりら、すごい、どんな花にも合う。万能な7音。
すべての意味を放棄した、この歌詞…日本語って、すごいな。
そうだ、まべ、お散歩後半、今日は、私たちも、らりらりらりらで帰ろう・・とお誘いしてみたものの・・・
らりらりらりらり
らりらりらりらりらりらりらりらりらり…
なぜかパラリラ隊のようになってしまうふたりなのでした。