まべさん、今日も張り切ってご出勤です。
今日の物語の始まりはここ
気になっていた、カルガモの親子の様子を見に行きます。
3週間前にまべ警部が見つけた親子なので、まべも気になっているようです。
いそいそいそ・・・坂を上って・・・
そして下る・・・
いつものように、くんくんもせず、一目散に目的地に到着。
ところが、スイレンの葉が茂って、カルガモの親子の姿が見えない。
ちょうどかめさんがいたので、まべ警部は聞き込みに入った様子です。
まべ警部「ここに、前にいた、若い親子は、いるかね」
かめ「いっ、いいえ、もう、引っ越されたようですよ。いつだったか忘れましたけど」
そうなんだ、と帰ろうとしたとき、
池の奥からすっと、親子が出てきた。
カモのお母さん「かめさん、かばってくれてありがとう。でも、そのかたは….
いいの。」
カモのお母さん「まべ警部、ご無沙汰しております。おかげさまで、この子たちも大きくなってきました。」
まべ警部「いや、別の用事で、ちょっと寄っただけなんだ。
ぼうずたち、みんな大きくなったな。
まあ、顔が見れてよかった。
じゃ・・・」
まべ、照れちゃって
なにしたんだろう。
その後・・・
まべ警部「うっかり手ぶらだった。花でももっていってやればよかったな。」
まべ、あの親子と、どんなご関係⁈
まべ警部「また来ような。」
とにかく、カルガモの子供たちが元気に大きく育っていて、よかった。
スイレンの葉が、いい隠れ家になっているんだろうね。