こ、こに、いるよ
こ、から、世界が広がっていく
日本では、全体から、個へと、絞っていく発想が多い。
たとえば、何年何月何日何曜日。
たとえば住所の書き方も。
広いところを決めてから、個別のところへ。
海外では、逆の発想が多い。
曜日、日、月、年。
名前、番地、丁、市、国。
細かいところから、広いところへ。
個、から、全体へ。
こ、こに、いるよ、と、マーベリックは言っている。
個、から、世界へ。
先に枠組みがあって、そこに自分を当てはめていくから窮屈になる。
自分が、世界へ飛び出していけばいい。
ファインダーを覗くと、いつもマーベリックがそう言うんだ。